先日、姉妹で初詣に行った際話題になったので記事にしてみました。
お稲荷さんって怖いと言うイメージがあったりしますよね。
※化かされる
※祟り
※怖い
とか...
それ、ヒンデゥー教(インド)の夜叉だった「荼枳尼天」(ダキーニ又はダーキニ)という鬼女とごちゃまぜになっているのです。
日本での一般的におられるお稲荷さんは「稲荷大明神」と言うおじいちゃん神様です。(一般的イメージ)
なぜ、鬼女(鬼神)と習合されたイメージが広がったのかというと。
〇どちらも眷属が狐だったから
〇豊作、生命力の守護とされているから
〇稲荷大明神(おじいちゃん神様)をたどると宇迦之御魂神(ウカノミタマノ神)又は御倉神(ミクラノ神)という女性性神様に繋がるから
だと思います。
稲荷大明神と荼枳尼天とは系統が違います。エネルギーも性質も違います。
荼枳尼天は人間の心臓が好きな鬼神でありました。
大日如来の化身「大黒天」(大黒天はインドでも神)に諭され、仏教に帰依しました。
仏教に帰依した荼枳尼天は真っすぐで、情熱的な性格から生命を司る神となりました。
(生命の死期がわかるのだとか。また人の心臓を欲するのは呪力を得るためだともいいます。)
生命=食と性 → 豊作と繁栄の意味となり広がりました。
稲の豊作と繁栄は稲荷大明神と同じです。
眷属が狐さんと言う事も相まって、習合信仰されるようになったのではないかと思います。
だから、お稲荷さんの近くには大黒天が祀られている事多いでしょ。
だけど、本質的には稲荷大明神(おじいちゃん神様)です。
荼枳尼天
真っすぐで情熱的な神様 眷属は狐さん お稲荷ネットワークを使い、お願い事の成就に即効性があります。ただし、個性の強い神ゆえに自分勝手な願いや、いい加減な願い(コロコロ変わる願い)はご法度です。
理不尽に罰を与える事はありませんが、根性を叩き直してやると言わんばかりの試練が訪れかねません。(愛情あってのこと)
他者の幸せは、己の幸せと言う気持ちと、真摯な願いであれば、素早く叶えてくれます。いい加減な願いでは無く一生の信仰心があると良いでしょう。守護神として常にお力になってくださる神です。
お互い様精神がより濃く感じられる神様ですよね。
目には見えないし、予測できない力だから怖いと感じるのかもしれませんね。
稲荷大明神
田畑の神様。農民など庶民と関係が近い神様なので、全国的に多い。
よろずの縁を結ぶ神様です。
眷属の狐 稲荷ネットワークを使い。きめ細やかな情報伝達により祈願成就を達成させるので、思いもよらないご縁を得たりします。 頼れる優しいおじいちゃん神様(一般的イメージ) 女性性神様(豊受大御神の系統)
大黒天
破壊と豊作の神から富や財のイメージに。
大黒天は→大国主の命
インドでは破壊神と言われる大黒様
大国主はスサノウノ命の子孫
スサノウノ命は暴れん坊
あら、繋がったわね。
そして、スサノウノ命は地底の神様いわば地球神
地球=大地→田畑→稲や野菜→豊作願う→お稲荷さん♡
あら、繋がったわね。
と言うように、いろいろ繋がりがあります。
また、気が付いた人います?
荼枳尼天 稲荷大明神 大黒天 も 密教系の天(部属)
神社にもお寺にも居るよね。
稲荷大明神(天)の基は、宇迦之御魂神大本は豊受大御神(食物の神)つまり天照大神(天津神)→天照は大日如来と同一視なぜならどちらも太陽神だから。
大国主やスサノウノ命は 国津神
あらまぁ。 つながった💛
と、言うように 神仏様はお役目の為にお姿を変え宗派を超えお出ましになっております。
まとめ
お稲荷さんを信仰、祈願にお出かけの際は、参拝神社仏閣でのお稲荷さんの由来を確認なさってください。
荼枳尼天の場合は上記に注意して真摯に祈願に行かれてください。