お彼岸の由来とは
【お彼岸】の語源は、サンスクリット語「波羅密多(パーラミタ)」という言葉になります。「波羅密多(パーラミタ)」は、仏教用語で、「彼岸(パーラム)」「至る(イタ)」の2つの意味を持っています。
人々が暮らす現世の世界を「此岸(しがん)」と呼び、向こう岸の世界である超越した悟りの境地に到達する世界を「彼岸(ひがん)」と呼びました。「此岸」と「彼岸」の間には生と死の世界を隔てる「三途の川(さんずのかわ)」が流れています。
平安時代に記された”日本後記”では、806年に彼岸会が行われたという記録があるようです。【お彼岸】にお墓参りに行くという習わしがはじまったのは、江戸時代の中期以降と言われていますよ。
お彼岸の意味
「春分の日」と「秋分の日」のお彼岸の時期は、太陽が”真西の方角”に沈む季節です。仏教では、”西”に極楽浄土(ごくらくじょうど)であるあの世が存在する場所があると言われており、「春分の日」と「秋分の日」はあの世と最も距離が近くなる時期になりますよ。
春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」、秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」と言われています。
「お彼岸」とは、”到彼岸(とうひがん)”という意味で、煩悩や迷いのある現実の世界から悟りの開けた世界へ至るために行う修行の期間だそうです
2022年3月18日
18日は観音様とのご縁日
そして、満月 お彼岸入り の雨☔
霊界が近いこの時期 神仏様、ご先祖様、
生きモノ全ての命に感謝し、
雨で 祓いとなりますように。
合掌。
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