くろねこくぅまんplus

浸潤性小葉がんになった。そしてスピリチュアルに目覚めた。手術の事とか体の事とか、誰かの「気づき」になればいいな。

物にも感謝…

2月の針供養

 

仕事などで使っている道具を

片付け整理する日と聞く。

道具に礼をはらう(御礼供養)日

と、働ける事への感謝かな?

 

私も道具を整理しながら、

しまいっぱなしになっていた

道具を引っ張り出して、

ガツガツ使おうと思う。

 

家ごと片付けてしまった道具にも

気持ちを贈ろう。

 

 

解体作業員のおじさん(おじいちゃん)

が、作業中に布切りバサミとナイフを

ニコニコしながら持ってきて

「これも捨てちゃうの?」

「もらっていい?」と聞いてきた。

 

錆びだらけのハサミとナイフ

布切りバサミはたくさんあるので

どうぞ…というと

『磨いて使うよ』と言ってくれた。

とても嬉しかった。

 

そのおじさんは、

弟の小学生時代にもらった金メダル

(イミテーション)も嬉しそうに首から下げて

バールを杖のように使い仕事を進めていた。

 

 

まだまだ使えるものも

まだまだ使いたいものも

想い出のものも

使い道のない名残惜しものも

デザインのいい使い道の判らない骨董も

あったけど、

最低限のモノだけを残して

全て手放した。

 

家ごと宇宙(粒子)に返す(返した)気分なのだ。

(だから寂しさも悔いもない)

新たな家で新たな物質となって

過ごそうとずっと祈った。

軽くなっていく家を見ながら

ずっと祈った。

 

数日も経てば

家の土台だった石が現れ

石が年代を物語る。

 

 

最後に業者さんの代表が…

いい家でしたね…と言ってくれた。

土壁で、継ぎ足しで広がった間取りの家が?

と思い、実感がわかなかったけど、

作業員さんは解体が大変そうだったのは確かだ(笑)

床は抜けてたけど、柱が丈夫だったのだと思う。

それは、古くからの伝統技術の

家だったからなのかもしれない。

(芯がブレてない)

 

 

友人が

『受け取ることが繋ぐこと』と言っていた。

伝統も、心も、物も、習慣も、風習も、智慧も

受け継ぐ

(無自覚で受け継いでいるものダラケ)

意識して受け継ぐ

心して受け継ぐ

と、事が動き始める。

(体感あり)

 

 

 

 

新しい家で

古の物や考え方などを積極的に生活に

取り入れている。

(修験を習えたのも縁だ)

 

自分が生まれる前の物

記憶にない想い出も

祖母や母が使っていたもの

 

イマココ(現在)なのに

私は情報の海(過去未来)にいるように

全てが適材適所で生きていると感じるのだ。

 

物にも感謝。

 

 


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