お話しをしていて、不意にいただいた疑問
神社のエネルギーはお祀りされている神様のエネルギーなんじゃないの?
という問い
私が思うには
同じ神様を祀っていても、神社のエネルギーはまるっきり同じエネルギーではない。
と言う事です。
神様自体のエネルギーは変わらない(強弱はある)
プラス
その土地の氣、その土地にたまっている意識、
その土地や水脈による氣の流れ、歴史、
集まる人、神社の役割、建物の構図、地理的な要因
(風水など) など
の関わりがあって変わってきます。
同じ大国主命であっても
Aでは優しく大きく、引率力ありそうな氣を感じたとしても
Bでは優しく穏やかで、包み込むようだ と言う様に
ニュアンスが変わる事はよくある事です。
山や海近くにある神社は、木々や海の氣の影響も大きく
広大さや厳しさを感じやすくなると思います。
また、神社にはご神体とされた神は一柱とは限らず
それぞれの役割の影響もあります。
近隣の氏神様や、人の意思(風習)でもかかわってくる。
神道は人々の命の基礎
つまり生活に密接だから信仰心やイメージによって
氣も変わってくると思います。
神社=神 の氣ではない。と言う事です。
神は神として感じ取るのもよし、
神社の氣を感じ取るのもよし、です。
神社での神々へのあいさつの際は
固有名詞つけで意図し、問いかけるようにすると
それぞれの神の氣を感じやすくなるかも知れません。
また、霊体は一霊四魂と言うように
魂の役割を分けています。
大国主命としても4つの側面+直霊(合体)があるので、
それぞれはまた質が異なります。
結論
・神社=神の氣ではないと思った方が良い。
・同じ神でも、いろいろな側面がある
・土地や人の意思、他の神の影響は大きい
感謝を忘れず、ともに生きていると言う気持ちがあれば
どんな神様もお喜びになる。
と言うことですね。(笑)
応用編
神社めぐりが好きな人は
神社にどの神様が祀られているのか確認すると思いますが、その時感じた感覚をメモにとり残していくと、神や神社の氣を文字で確認できると思います。
そうすると、同じ神様の傾向が見えてきて感じ取りやすくなると思います。
そして、歴史や土地の氣も感覚的に理解でき、その土地や神社がどういう動きに関わっている場所なのか感じ取れるようになるので、より神社めぐりが楽しくなると思いますよ。