術後初の外来へいってきました。
退院から18日後 術後39日目のことです。
突然声が!声が戻ったのです!かすれるけど、声でました。
歩くとまだお腹の表面がピーンと突っ張ります。じゃっかん前傾姿勢です。
ピリピリした感覚も残ってます。股関節の動きが悪くなりました。
(運動不足かな?)
歩くスピードも姿勢も本人はイイ感じ🎵と思っているのですが、周りから見ると
ぎこちなく、まだまだのようです。椅子に座っていると楽です。
お腹にしわや筋肉を感じる凹凸を見ることができるようになりました。皮膚表面も柔らかくなってきている。
くしゃみの時お腹にかかる負荷(力み)も軽くなってきている。
立っていられる時間も増えました。脇腹肉の傷口のふくらみもすこーし馴染んできているような気がします。
胸も初めの時より柔らかくなって来ている気がする。
担当医はお元気そうでした。
主治医も見に来てくれました。
1 傷口をチェック
2 いつもの写真撮影
3 水泡痕とドレーン痕などがちょっと醜く残っているので、ビタミン剤を処方されました。
主治医は健胸の垂れ具合がきになったご様子
対策も見つけられず、ほったらかしだったからなぁ (;^_^A
「ワイヤー付きブラを使ってもいいよ」
「垂れないように気を付けて」
と言って消えていきました。
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
ですよねー
垂れましたよねー (;^ω^)
気が付いてはいたのんですよー
まだ再建側のアンダーがブラで
締め付けられるとときどき痛むのですよ
とも言ってられないので、今日から在宅中もブラ付けます。
湯船につかることは許可がでました🌸
温泉は?
まだダメー
もう1ヵ月ぐらい待ちましょうとのこと。
雑菌が気になるようで、一ヵ月以降で、もし温泉に入ったら出るときに身体を洗ってくださいとのこと。
慎重過ぎやしませんか?
まだ赤みはあるけど傷口ふさがってるし、温泉成分的には抗菌作用がある温泉もあるしなぁと思いながらも、キレイに治すためのプロセスなのだろうと理解して素直に了承しました。
マックスベルト着用し忘れて来ました。
と打ち明けたら、思いのほか担当医は慌てて「それは困った!!!」と
20㎝幅くらいある包帯をぐるぐると下腹部にまかれました。
いつもは気を付けて使っているのですよ。たまたま今日は忘れてしまって…。
トイレで立つ時はマックスベルトしないでいいか?と聞くと「3ヵ月は着用するように!」と、念を押され、次回の予約1ヵ月後となりました。
マックスベルトそんなに大事?
腹筋を使った再建ではないとしても、皮弁として脂肪を切除しているので、腹部は弱っているのだとか。前にも聞いたな(;^_^A
腹直筋も血管を採取の際にメスが入って傷ついているし、体を動かすと腹筋は絶えず動いているから治りが遅いのだとか。ベルトは動きをセーブして安静を保つためのカバー役なのですね。ヘルニア予防ともよく聞きますね。
幅広のベルトが良いとのこと。
おへそより下(下腹部)に着用がBetter。
しつこく着用時例を聞いていたら、
「寝るとき以外は着用してていいよ」と言っていたので、着用していた方がいいのだなと理解しました。
何気にめんどいのよねぇ 立つとき歩くとき着用から「寝るとき以外は着用」にバージョンアップされてるし(;'∀') しつこく聞きすぎたか?
先生方にも会えたし、入浴許可も出たし、温泉も一ヵ月の我慢と聞けたし、今日はいい日だ(*^^*)
ベルトの着用例載ってます参考はこちら↓
高幡不動尊へ行ってみた
家族が私の手術前にご祈祷に行っていたとのことで、お礼参りに行ってきました。
私はこちらのお不動様には初めましての参拝でした。
護摩供養に参加すると、お不動様のお足元近くまで行って手を合わせることができます。身が清められる気分。
大日如来様も別のお堂にまつられています。
こちらは有料
鳴き龍の天井を見ることができます。
日光東照宮の鳴き龍と同じ
天井絵のある部屋の真ん中に立ち
手をたたくと音が響き渡る
他にも仏像や歴史的展示品や絵を鑑賞して、境内を約2時間の散策でした。
帰路の移動中眠ってしまったのは言うまでもありません。
高幡不動尊金剛寺 | 関東三大不動、真言宗智山派別格本山「高幡不動尊金剛寺」。新選組土方歳三の菩提寺。
番外編
報道番組で、前立腺がんを公表した演出家宮本亜門さんの密着を放送していた。彼はガンになったことを「よかった」と言った。数あるガン治療の中から自分らしく生きて仕事をするためには、どうするべきか選択していくことは簡単ではなかったと言っていた。
彼はガン治療の事を「自分の生き方を自分で選ぶ」と表現した。
そして、疎遠だった家族との絆を深めることが出来たのだという。
ガンは死と言うイメージが近い分、命のリミットを感じて、「こうしてはいられない」と人を覚醒させる力があるのかもしれない。
ガンは早期の発見が出来れば死と直結する病ではもはやない。つまり、死を感じた人間は人として生きることに潔くなり、一皮も二皮も剥けたようになるのではないだろうか。彼はガンになったことで、自分らしく生きるために演出の仕事を今まで以上に精力的にやっていく事ができるだろう。
すべてのガン患者に目標や楽しみがありますように願う。