ワンネスと言う言葉に対しての誤解が根深いと感じた出来事。
昨日、妹から電話があった
内容は、相談事+愚痴 なのだが、実態は
思考の整理をしたかったようだ。
結果として、3点あった話すべてが自分の他人軸思考癖による思考の迷走。
人間的優しい人あるあるですよ(笑)
そして、哲学的理論を理解している人が陥るパターンでした。
つまり、スピリチュアル知識がある人がハマるブロックです。
そのなかで、私が衝撃だった話を1つ
ある、勉強会に参加した折に、その会のリーダーさんが
「この会に参加の人達は、ワンネスだからぁ♡…。」
と言うような発言をしたらしい。
その発言に妹は「気持ちが悪い」と思ったのだとか。
ワンネスの意味や、感覚を腑に落としているのか?
と言う疑問を持ったと言うのだ。
そのリーダーさんが言うワンネスとは
「この会に参加してくれた人は、同じ目的意識があって、同じ考えで動いて居る」
と言う意味に聞こえたのだと。それって、宗教だよね?と妹は付け加えた。
リーダーさんの発言は表向きのつながりがあるがゆえに仲間ともとらえられるのだ。
ワンネス(ONENESS)とは
☆もともとは同じ源から生まれた命であるので、みな同じ。(みんな神様)
☆それゆえに、すべての人類は分かり合える。
★意識も統合し、理解しあえる
★違いがあってもいい、受け入れるよ
と、解釈されると思う。
☆2つは、理解しがたい人も居ると思うけど、言葉どおり。
★2つは、知識がある人が間違った解釈で記憶している事がある
例えば、絵画教室で、先生から、題材になるお花をみんなで1つ選べと言われ。
赤と青と黄色の花があったとして、どれがいいですか?と聞かれたとする。
これは、多数決になるわけだ。
いつもハキハキAさんが「赤!」 と言った場合。
「赤が良い」と思った数人が同調する。(わたしもォとか言って)
一気に「赤」が優勢。
しかし、「黄色が良い」と思う人がいたとして。
その「黄色押し」の人が、空気を読んじゃう他人軸癖の人だとしたら?
「黄色がいいけど、赤が良い人が多いなら赤でいいか...」と主張もせずに赤に合わせる。
では、盤上一致で「赤い花ね!」「私たちワンネスね!」
(★意識が統合し、理解し合えるの押し付け)
ひえー(;・∀・)
違うよね? 違うよね? 違うよね!
これ、どこが違うと思う?
正解は、
「黄色い花押しの人」
なぜなら、選択肢をゆだねたこと。自分のイイを表現できなかった事。
自分に謝れ。
外見的には、話がスムーズにまとまってよかったね。となる事のように見えるが、
黄色い花押しの人はちゃんと納得しているのだろうか?
そして、赤い花押しの人達は、他の人の合意をきちんと聞いたのだろうか?
(表現しない人が一番失敗、それは本人の行いなので、ココではどうでもいい)
もう一つ、
ワンネスに対しての誤解を生む行動が、Aさんの
「私たち(意思疎通していて)ワンネスね♡」と言う発言だ。
こう言う使われ方をするので、「ワンネス」と言う言葉に誤解が生じる。
意思疎通ができたからと言ってワンネスにはならない。
上手く表現できなかった人が居るのに、ワンネスとする発言は
Aさんが、「ワンネス」を正しく理解していない証拠だ。
ワンネスではなく、みんなが赤い花に決断を委ねた(話を合わせた)結果。
じゃーAさんはどう動くべきだったのか?
1、私は赤い花が良い!と表現する。
2、賛同者がいる。
3、他の人にも意見を聞く
(ここで、黄色押しの人は黄色が良いと言えるといいですよね)
4、意義がない場合は、晴れて赤い花採用(\( 'ω')/)
他者に対して選択肢をゆだねた時点で、Aさんは正式なルールを得た事になる。
また、「黄色い花押しの人」が表現できた場合。
3-1、話し合いを行う。話し合いも正当なルール
赤押しから、黄色押しになる人も居るかも知れないしね
それぞれの花のメリットを話し合ったりするのかな?
この時、決して双方とも押し付けはいけない。
「なんで黄色なの?赤の方が鮮やかでいいじゃない!」とか
「黄色はアナタだけよ!」など、もってのほかだ。
4、話し合いの結果「題材の花が選ばれる」(\( 'ω')/)
これまでだと、ただの集団の疎通ができた。ってことなだけ(まだ、合意を得ただけ)
外側の出来事はあまり重要じゃない。
後は、個々の心の問題になるのだ。
「赤い花に決まったけど、なによ!あの人黄色い花が良いなんて言っちゃって」とか
「いつもAさんばかり...」とか
「あの人のあの発言理解できないな!」など
他者にたいしての意見や個人そのものに執着しているようではワンネス風
にしかならない。その思いが悔いや恨みになったら、さらに分離じゃんw
話し合った結果、意見が合わなくても、納得がいかなくても、
あの人はそういう考えなんだな
そういう価値観なのだな
と認める事。(★違いがあってもいい、受け入れるよ。に繋がる)
その後で、「私とは、話が合わなそうだから、距離を置こう」
とするのは自由。
無理に仲良くする必要はないので。
ここまでの思考の整理と行動ができて、ワンネスに近づく。
お互いを認める を腑に落とす。(思考と魂で感じる理解する)
(自分の中に嫌な感情がある事を認めて、それも分かって受け入れる)
(☆もともとは同じ源から生まれた命であるので、みな同じ。(みんな神様)
☆それゆえに、すべての人類は分かり合える。に繋がる)
アナタも私も同じ由縁
個と言うモノを、保つためには分離と言う体験が必要だった。
それが、自分(個性)
他者との違いをあえて味わう事で、自分を確認する。
比較することで自分の欠けているところを知る。
宇宙的に観たら必要ない事をわざわざしているのが人間なのです。
それはなぜか?
個(自分)を知るためです。
宇宙は1つを好みます。(楽だからね)
だけど、飽きちゃったエネルギーが個に目覚めた。
個に目覚めたエネルギーは、自由を味わった。
それに続くものが現れて、化学反応が起きた。
膨大なエネルギーが誕生した。
個の分裂は面白いとワクワクした個の先駆者は
もっといろんな事を経験してみたくなった
無限にあふれる己の源をドンドンと個に孵し、
経験と言うワクワクを欲した。
個によって個性が誕生し、
個の特性が集まり、次元が創られた。ルールが創られた。
個が増えるがゆえに枠が設けられた
個の居心地のいいように、レベルを合わせた。
次元ごとの個が反応し合い新たなエネルギーが発生した。
反応し合えばカルマが生まれる。
カルマは個を養うのには絶好な経験だ。
個は自分を知りたくて、他者を生む
他者があるがゆえに、自分を確認できるのです。
人類に求められる「ワンネス」とは、他者との比較を辞める事。
しかし、
違って当たり前を頭で無理やり理解して、受け入れた真似では意味がない。
違っていい を 私たち違うね。で了解していればいい事なのです。
違いを認識してまるっと認めていればいいのです。
無理やり理屈や、知識の枠にワンネス意識を持って行き、裏で愚痴るのはナンセンス。
(★意識も統合し、理解しあえる )は現人類には無理だから。
それは、意識や感情が統合されること。思考回路や行動が似ると言う事。
個人の選択肢が減ると言う事は、個性が減ると言う事。
人間の個性は多彩すぎて、今生きてる人には無理だよね。
とにかく、この時期は個(自分)を知る事。
自分軸の確立を目指して欲しい。まずは、それです。
伝わるかな?
まとめ
表面上の出来事で、合意を得られた、意思疎通があったとしても、
本当の意味のワンネスにはならない。
他者との相違があったとしても、比較を止め、お互いをそういう考えの人として捉え、
心と頭で理解をし腑に落とし認める事が、人類に求められたワンネスである。