20190817更新
ブログに載せるべきか悩んだけど、
公開することにしました。
弱っちい記事だけど読んでいただけたら幸いです。
抜糸前の胸の写真もアップしました。
術後翌日の午後には病室に戻ってきた
ベッド上安静スタートして4日
背中から受けていた麻酔(痛み止め)エピと呼ばれるものを抜くことになった。
3日目まではただ時間を過ごしているといった感じだったが
4日目エピを抜くと意識がはっきりしてきてスマホもいじれるようになった。
ただ、まだ「胸がある」という喜びを本心で実感できていない。
エキスパンダー留置していてふくらみがあったから喪失感は薄れていたし、自分で再建した胸を触るのもおっかなびっくりで、まだ不安の方が大きい
壊死しないでねと祈るばかり。
医師は朝夕と胸の血管を吻合した部分の血流チェックと傷を見に来てくれていた。
その都度「イイですね 順調ですよ」と声をかけてくれていた。嬉しかった。
なのに自分の体に自信のない私は不安をぬぐえなかった。
術後説明を受けた家族から聞いた話で
「血管が細かったので血管の吻合を2本行いました。」
と言う。2本の吻合は標準なのかもしれないけど、当時の私には「血管が細い」「1本じゃダメと言う事?」とマイナスなとらえ方しか出来ていなかったのでナーバスになっていた。そんなところに
下記当時日記より
足も手も浮腫があってパンパンだ注射がしづらい
点滴も
血液採取もできない。160ミリとるのに10本も針さした。点滴打つのに2回
うち 1回手首周りの神経に触れてまたしてもビリビリと不愉快。
前に血液検査のお兄さんが
「ここには針ささないって決まりができました」って言ってたのに
腫瘍センターで抗がん剤治療受けたときといい、入院中の今回といい
刺されたし腑に落ちない。
退院の時にでもどこかの窓口で聞いてみようかな。
今回はさらに最悪だったし。失敗して針抜いたあと看護師さんは消毒も止血もせずに行ってしまったのだから
言った方がいいかな
ホスピタリティは欠かせない
尿道カテーテルが入っているので下洗いを毎日するのも抵抗があるが、その洗ってる最中にエピ抜く作業と血液採取作業とあって医師が来た。
裸にタオルかかってるだけの状態で1時間以上もいたので精神的に苦痛だったようだ😞
情緒不安定におちいり胸を失った事を思い出し涙した
2度胸を失うのは嫌だ。
血管をつなぎ合わせる手術をしているので、私の血管が悪かったり血管が詰まったり治療がウマく進まないのでは?と不安になった。
あと、針を刺して神経に触れたときの痛みビキーン ビリビリーって
あれ嫌です 怖い
しばらく手全体が痛いし
色んな負が襲った今日
人前で泣きました
看護師さんにも気を使わせてしまった
今も尾を引いてるが
何とか持ち直す。
胸に異常はないようだ
看護師さんって色んなタイプが居るよね
乳腺外科には女性しかいなかったけど、
形成外科には男性看護師さんが多い
女性も男性も働き方を観てると面白い
医療知識も大事だけど
感やセンスも必要なのかも
経験も
以上 当日の日記
医師も看護師も補助のスタッフも清掃さんも皆さん
チームで素晴らしい病院
ただこの日は不運だった。
泣いているところを看護師にみつかり心配かけて、その話を聞きつけた、なかなか採血できなかった医師2名がフォローに再度来てくれて逆に申し訳なく思った。
チームを信じてないわけではないよ。
「2度胸を失うのは嫌だ 不安になっただけ」だと訴えて
励まされ心にけりをつけた。
手術を受ける人、受けた人はみんな不安やナーバスになったりする事ぐらいあるよね?
私だけじゃないはず。
失敗はない!とは言い切れないからこそ失敗の数パーセントに怯えることだってあるよね?
みんな乗り越えてきているんだろうな。
踏ん張らねば
周りの皆さんに支えられていることに感謝
追記
術後は脱水症状になりやすいとかで、ずっと点滴もしていたが、経口でも水分を1リットルは摂るように促されていた。採血や血液検査がうまくいかなかったのは血液が「ドロドロ状態」にあったからだ。試験管の中の血液に粘度がありそうだったのを見た。血液がドロドロだと血栓にもなりやすく、吻合した胸にも悪影響だったと今思うと怖い話だ。
これから自家組織で再建を考えてる方は、食欲がなくても水は飲むようにしていただきたい。少しでもリスクは減らしたいものね。