くろねこくぅまんplus

浸潤性小葉がんになった。そしてスピリチュアルに目覚めた。手術の事とか体の事とか、誰かの「気づき」になればいいな。

乳頭再建受けてきました🌹

乳頭再建受けてきました。

 

表現に過激だと感じられる文があります。

御気分が悪くなりませぬようにご注意ください。

 

 

 

聖マリアンナ医科大学病院では、乳輪乳頭再建は行っていませんが、

大学教授が大井町のクリニックで、執刀治療しています。

 

 

私の治療は午後からでした。

 

大井町のクリニックでは、

休診中のお知らせが掲げてあったので、時間ギリギリまで入り口前で待ち、

約束の時間 1分過ぎに、入館

問題なくフツーに笑顔で迎えて頂き、

問診表も簡単に

心の準備もなく、診察室へ通された(笑)

 

入り口はカギが掛かっている訳でもなく、フツーに入れるので待合室で待ってた方が心の準備ができるかもですよw

 

 

いつもの様に、胸と腹部の傷の経過を写真撮影をする。

 

いつもの様に、お医者様は油性ペンと定規を持ち、体にペイント🖌

「イイね👍」の掛け声も忘れない (笑)

 

看護師さんが荷物入れのカゴをもって現れ、そのまま

「こちらでーす」と付いてくるように促され、処置室へ

 

クリニック内に踏み入れて15分程度の早い展開

手術の日の朝って、いつもあっという間に手術台だった事を思い出す(;´∀`)

「あー、あの時は今生の別れさながらな気分だったよなぁ…。」

もう、一生経験したくない 苦笑

 

 

 

手術台に乗ったが最後、

顔にタオルをかけられ

(目を開けるとタオルの鼻先下の方が見えてしまう)

先生たちの軽快なトークとジャズ音楽に惑わされ

「ちょっと痛いよー」 

と局部麻酔を打たれて、痛みが分からなくなる。

ここまでで、多分30分くらいか?

 

 

まずは、前回の手術で胸に保管した骨を取り出す。

 

それが、なかなか出てこない。

 

傷つけられる痛みはないが、引っ張られる感覚は分かるので、

それが不快と言うか痛い?つねられてる感じ。

 

先生たちの会話も丸聞こえなので、

瞑想状態に意識をもって行こうにも、好奇心がまさって、

しっかりと会話を聞いていた(笑)

まったく無に返れない。

手術中は眠ってしまってるほうがイイとおもった。

 

 

何とか骨を取り出し、教授先生は骨を最適な形にするために削る。

若い先生は、胸への皮膚移植用の皮膚を腰から採取。

 

この皮膚を採取って感覚がまたイヤらしい。

 

切られる痛みは分からないけど、引っ張られる、押される、叩かれる、つままれる感触は分かるので、皮膚をヒッペガサレテル感覚が分かる訳です。

 

痛みはありませんよ 有りませんが、嫌ですね(笑)

ゾワゾワしました。

 

意識です。想像です。

人はイメージで生きています。

イメージできる状況に感覚や感情をのせて味わう生き物だから

皮を剥がされるのは気色が悪いです。

 

はがれてるー

はがされてるー

少しずつー

ぐっぐとー

あー

と気色悪さを味わった訳ですよ。

私、どれだけ人生に彩りつけたいんだろ…。

 

 

乳首の芯にすべく削られた元肋骨君は、先端の丸い軟骨君に変身しまして

胸の定位置にスタンバイされたよう。

 

それに合わせるべく、対象の位置にくる皮膚を🍂葉の形に剥ぎとり、

軟骨君を包むように縫合していきます。

これが、乳首になっていきます。

 

皮膚だけでつくる乳首は時間経過とともに、つぶれてきてしまうそうで、今回の外科医の先生は芯を用いる皮弁術式を推奨しています。

骨を使った再建を望まない場合は、乳房再建の時に拒否表明しておいた方が良いでしょう。

 

芯をバラの花の様に丁寧に包み縫合された乳首なるモノ

 

その後は、腰から採取した皮膚を胸に移植します。

 

2人の先生の連携プレーですね。

 

教授先生が、油性ペンで書いた印や、止血の処置をしている間に

若い先生と看護師さんは、手術器具の確認をしていました。

 

若先生「…針何本?」

看護師「〇本です」

若先生「あってる?」

看護師「1234...」「あれ?」

若先生「もう一度数えて...」

看護師「ありました。」

    ・・・・

 

まー、無いとは思いますが、体内に器具が残ってしまったり、

落ちてたりしたら大変ですものね...。

感情豊かな人は

こういう会話も過敏になりそうですね。

心配しすぎないようにしましょうね。

 

 

 

縫合まで来ると本当にアッとゆうまで、

胸腰に掛けられていた保護シートをべりっと。。。

 

終了 

 

 

 

手術中何度も、途中経過の写真を撮っていました。

その数枚を術後見せて頂けました。

 

部分的な麻酔だったので、胸と腹部、腰回りのみ

感覚の鈍さを感じながらも、トイレも会話も、水を飲むことも問題なし。

立って歩いて電車に乗る事も問題なしです。

 

 

抗生物質、痛み止め、胃薬が処方 1日3回七日分

を薬局で頂き、帰宅です。

 

ここまでで、2時間くらいです。

 

なんだかんだで、やはり疲れたのでしょう

21時には寝てしまいました。

 

 

 次の経過診察まで、入浴は禁止

シャワーにも制限があります。

いつもの様に傷口を濡らさないようにします。

胸の様子も見る事はできません。

 

次回の診察が楽しみです。

 

 

 

温泉いきたいわーぁ

 

 

 

 

 

 

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術前ボディーペイント

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術後写真で見た軟骨芯を包んでいるところ