先日の月次龍王祭
初めてご参加の方、お久しぶりにご参加の方と
顔ぶれも新たになりました。
4月はお仕事や学校
公の場では始まりが多い時と思います。
慣れない場所、時間、人間関係などの緊張
もあると思いますが、
皆様、体調には気をつけてくださいね。
して、今月は
午前中は勤行(お祀り)を行い
午後は講話、ワーキング。
白衣、おいずる、羽織など
法衣のあれこれについてご講義いただきました。
以前、個人的に
白衣への御朱印(納経)について質問させていただいたことがあるが、その時も、
羽織るモノの用途や、意味、意図、機能について考えさせられた。
そのモノ(身に付けるもの)がそのような
形や色味、使い方 になるのにも意味がある。
また、機能としての向き不向きもある事を知った。
もう少し踏み込んで言うと、
羽織モノ(白衣)に入れる梵字や印は
1例目
行(修行)用には霊的なモノから身を守るような
配置や意図を持つ字を入れている。(仏様のお姿とか)
2例目
信仰として、敬意をもって神仏とのご縁(ご加護)を受ける場合(御朱印)は、その用に適した意図や字(書体)になる。
なので、2例目での白衣は身につける用ではなく
大事に保管、飾る、拝む 様なものになる。
と、言う様に
修行用も鑑賞用も保管用共に
ざっくり見ると同じように感じるモノも
それぞれに意味があって違いがでてくると言う事。
衣服の素材や色もそう。
知らないで、悪気なく行っていたことが、神仏に失礼にあたるような事もあったりする訳で。
教えてもらわないと全く知る事のない礼儀作法があったりするのがこの世界だったりもする。
解釈は自由だし、信じる信じないも自由。
やるやらないも自由。
知らなくてもイイケド、
知って作法を順じられると直に善くなる。
知って使える知識。そんな感じが学びとなる。
日々精進
笈摺(おいずる)の説明風景
白衣(はくい、はくえ)の説明風景